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平成4年式SC-32のエンジンを2013年3月にVolvo D4 225DPに改装した、岐阜県在住のS・Gさん。
この日は、保管場所にある「うみんぴあ大飯マリーナ」で、エンジン換装後の現在のボートの状態・ご感想などを伺った。
約30年程前に、友人に誘われてボートに乗ったのが最初のきっかけで、当時はまだ今の様にモーターボートも多くなかったですから、海水浴場などにもビーチングする事もでき、夏場を中心に海水浴などを楽しんでいました。
私もすぐにボート免許を取得し、友人がボートを持っているので私はマリンジェット(MJ-650T)を購入し1年程楽しんだ後、昭和63年にPC-26を購入し5年程乗った後で現在のSC-32に乗り換えました。
この艇はキャビンも大きく、波にも強いのでとても気にいっているのですが、流石に20年近くも乗っていると経年変化というか、エンジンの色んなところにガタが来てしまい、今回思いきってエンジンの載せ換えを行いました。
もっぱら舞鶴沖の冠島での釣りですが、スポーツボート(SX-210)も購入したので、そちらでは海水浴なども楽しんでいます。
ボートの乗り換えも考えてはいたのですが、長年使ったこのボートに愛着もあり、エンジン以外には特に不具合も無いので、エンジンの載せ換えという選択を行いました。
最新のVolvoエンジンの評判も聞いていまし、ボートの代替えよりコスト的にも楽ですので「エンジン換装」という選択を行いました。
新しいエンジンになりトルクや加速感が格段に向上しました。
トップスピードも37ノット(以前は28ノット)になり、3,200回転でも32ノットも出るのには驚きです。
あまり長距離乗る方ではないので燃費はあまり気にした事は無かったのですが、このボートになって燃費もかなり良くなっている感じがします。
以前は排気の臭いで気持ち悪くなる、という方が居たのですが、このエンジンにしてからは全くその様な事を聞かなくなりました。
エンジン音も静かですし、加速感も格段に向上したので、走っていて非常に気持ち良いですね。
流石に最新エンジンは凄いなと思いますし、ディーゼルエンジンには思えない程の排気のきれいさには驚かされます。
恐らく完全燃焼しているからだと思いますが、以前の様な黒い排気は全くなくなり、加速感・騒音もガソリンエンジンにしたような感覚です。
冠島でのアンカリングしての釣りが中心ですので、アンカーローラーは特別仕様にしています。
元はアンカーロープは250メートル程ありましたが、摩耗などで傷んだ部分を切ったりしましたので今は200メートル程になってしまいましたが(笑)
FBでの操船でないと浮遊物などは見つけ難くFBでの操船しかしないので、キャビン内のハンドル・リモコン・パネルなどは全て取りはらい、1ステーションにしました。
夜釣りも楽しむのでデッキライトやレーダーも必需品ですね。
以前は別の場所に保管していたのですが、クルージングでこちら(うみんぴあ大飯マリーナ)に立ち寄った時に、設備や周辺の環境がとても気に入り、エンジン換装を機にこちらに保管するようになったのですが、以前の保管場所では少し荒れると出られない事があったのですがこちらは湾内でもあり近場の釣りならまず間違いなく出られますので天候を気にせず週末はボートを乗りに来たいと思います。
以前のボートではエンジンに多少不安もあり、スピードもあまり出なかったので、あまり長距離を走る、という意識が無かったのですが、このエンジンにしてからは少し遠出をしてみたくなりました。
丹後半島を回ったり、時間があれば能登半島を回って富山湾での釣りにもチャレンジしてみたいですね。
エンジンが変わるという事は、遊びの幅も種類も大きく変えてくれる事だと教えてくれましたね・・・
AD-41に比較し、エンジン本体取り付け位置がトランサム側に寄っているため、ビルジポンプの取り付け位置をエンジンの前側に移動。
エンジンルーム内の隔壁も短く切断し、エンジンベッドを設置。
さほど大規模な改造なしに、きれいにD4 225DPエンジンがエンジンルーム内に収まりました。