国内最大級のマリンイベント「ジャパンインターナショナルボートショー2024」がいよいよ「あふれる笑顔 この海でずっと・・・」をテーマに開催された。

第63回目を迎えた2024年も、昨年同様パシフィコ横浜・横浜ベイサイドマリーナのリアル会場(展示と体験イベント:3/21(木)~24(日))と、オンライン会場(ジャパンインターナショナルボートショー2024特設ウェブサイト:3/1(金)~5/31(金))のハイブリッド方式での開催だ。

パシフィコ横浜

「ジャパンインターナショナルボートショー2024」初日の21日(木)、パシフィコ横浜では開会セレモニーに先立ち恒例のヤマハ発動機による「プレスブリーフィング」が行われ、ヤマハ発動機(株)マリン事業本部国内事業推進部長の吉田氏より、マリン事業の概況や中期計画の進捗、マリン版CASE戦略や持続可能なマリンライフへの取り組み、ヤマハセーリングチーム“レヴズ”の活動紹介について説明があった。

メインステージでは、プレスブリーフィングに引き続き「ジャパンインターナショナルボートショー2024」の開会セレモニーが執り行われ、まず一般社団法人日本マリン事業協会副会長の日向氏が登壇し、リアル会場、オンライン会場を含めた出展社数が444社と大変盛況なボートショーを開催することができたことの歓びの挨拶と共に、ジャパンインターナショナルボートショー2024の開会を宣言した。

続いて来賓を代表して登壇した国土交通省国土交通審議官の水嶋氏は、カーボンニュートラルや防災、体験コンテンツなど様々な趣向を凝らした今年の企画について触れた後、このボートショーがマリンレジャーの楽しさ、海の魅力を発信するさらなるきっかけとなることを祈念し、ジャパンインターナショナルボートショー2024開催への祝辞を述べた。

最後に日本マリン事業協会副会長の日向氏、国土交通審議官の水嶋氏をはじめご来賓の方々、日本マリン事業協会マリンアンバサダー2024に新たに就任した有馬佳奈さんらも参加してテープカットのセレモニーが執り行われ、本格的なマリンシーズンの到来を告げる「ジャパンインターナショナルボートショー2024」が開幕した。

注目のヤマハブースでは、ボート制御システム「ヘルムマスターEX」を採用し様々なフィッシングスタイルに対応したニューボート「YFR330」、 新型ハイアウトプットエンジンを搭載し更なるトルクとクイック&スムーズな加速性能を実現した「FX Cruiser HO」や操船制御システム「DRiVE X」を新たに採用したスポーツボート「255XD」など 、今年も昨年に引き続き充実したラインナップで、圧倒的な存在感を放っていた。

今年の参考出品は、昨年も参考出品された次世代操船システム「HARMO」を搭載したコンセプトモデル「SR330×HARMO」がお披露目された。船外機では、今年の夏から発売予定の V型8気筒、排気量5,559cm3のパワーユニットを採用した大型4ストローク船外機「F450A」をはじめ、「F350B」「F300G」「F275B」「F200N」などが並び、改めて「船外機のヤマハ」を印象付けるラインナップとなっていた。

併せて、プレスブリーフィングでも紹介のあった持続可能なマリンライフへの取り組みとして、天然由来繊維を使用したSuper Jetの開発試作機も参考出品として展示されていた。デッキ部には、ガラス繊維の代わりに植物の亜麻(あま)繊維を使用した新素材のFRPを採用している。なかなか見ることができない試作機ということもあり、行き交う来場者の注目を集めていた。

ヤマハブースメインモニター前には、昨年に引き続き「Sea-Style」の会員受付や「チャータープレミアム」「ボート免許」の入会コーナーが並び、こちらも大きな賑わいを見せていた。

ニューボートの他に、マリン用品やアパレル、グッズの展示即売コーナーも大人気だ。マリンレジャーがますます楽しくなる各社選りすぐりの商品が勢ぞろいで、展示コーナーを見て回るだけでも楽しいエリア。

さらにボートのフル艤装やフィッシングギアの展示、フィッシングエリア毎の楽しみ方など、ボートフィッシングの楽しみ方を紹介している「フィッシング・ビレッジ」も釣り好きにはたまらないコーナー。こちらも是非お見逃しなく!

ボート、ヨット、PWCの優良中古艇(現品限り)が一堂に展示されるボートショー併催イベント「中古艇フェア2024」の人気は今年も健在。
購入を検討している来場者が1艇1艇真剣なまなざしで見入っていた。

新しい世界観を提案してくれる「マリンライフスタイルアベニュー」は、ボートショーではすっかり定着したコーナー。毎年大きな存在感を放つこのエリアには、今年も注目のプレミアムカー(ベントレーやアストンマーティン、ランボルギーニやマセラッティなど)が一堂に並び、多くの来場者がそのラグジュアリーな雰囲気に足を止めていた。

23日(土)にはスペシャルイベントとして、イタリア人タレントのパンツェッタ・ジローラモさんがメインステージに登壇。「船とクルマを楽しむライフスタイル」について語り、会場を大いに沸かせていた。

横浜ベイサイドマリーナ

「ジャパンインターナショナルボートショー2024」の屋外フローティング会場である横浜ベイサイドマリーナは、アジアでも最大級の規模を誇るマリーナ。30フィート以上の大型ボートやセーリングクルーザー(ヨット)60隻以上が一堂に集結し係留展示されているその様は圧巻だ。

係留展示された艇には一部を除いて乗船が可能で、フライングブリッジからの眺めや高級感溢れるキャビンなど、大型ボートならではの優雅な空間を堪能することができる。

桟橋周辺のテントブースではマリン用品の販売や各種サービスも多数紹介されているので、こちらも見逃せない要チェックエリアだ。

屋外フローティング会場のヤマハフローティングエリアでは、ヤマハのフラッグシップモデル「PRESTIGE520」「PRESTIGE460」の2モデルに加えて、参考出品の「PRESTIGE420」もお披露目され、PRESTIGEシリーズ3モデルが一堂に集結した。

いずれの艇も高級感溢れるインテリアと解放感のあるフライングブリッジで、外洋でのクルージングやマリーナステイの贅沢なくつろぎの時間と空間を楽しむことができる。

今年特に注目なのは、各艇趣向をこらしたインテリアコーディネートだ。
それぞれのテーマに合わせたハイクラスの食器やグラス、カトラリーをふんだんに使用し、豊かな空間と時間をさらに上質なものへと昇華させていた。

初日のこの日は試乗人数が制限されるほどの活況を見せ、詰めかけた来場者は極上の非日常空間を楽しんでいた。

横浜ベイサイドマリーナに隣接するマリンセンター横浜では、多彩なマリンプレイに順応する機能性が人気の「AX220」や、様々なアングラーの要求に応えるハイバランスなフィッシングボート「YFR-27HMEX」、根強い人気のDFRシリーズから「DFR-33 Cパッケージ」などが並んでいたが、例年よりは展示数が少ない印象だ。すでに売約済みの艇も見られることから、良質な中古艇を検討している方は早めに問い合わせていただきたい。

その他、実際にミニボートやヨットに乗り込んで体験するプログラムが楽しめるのも屋外展示会場の横浜ベイサイドマリーナならでは。

子供向けの「キャプテン・キッズ体験」や、横浜ベイサイドマリーナ内をボートでクルージングする「マリーナピクニッククルーズ」、ボート免許を持っていなくても操船体験ができる「体験乗船プログラム」など、今年もビギナーからベテランまでレベルに合わせた体験プログラムが実施された。

「ボートショーをもっと効率よく回りたい」方には、ボートショー会期中に運行される「パシフィコ横浜」「横浜ベイサイドマリーナ」2会場を結ぶシャトルバスがオススメだ。

また、「横浜ベイサイドマリーナ」「みなとみらい・ぷかりさん橋」間もシャトルボートが運航されるので、ゆっくりクルージングも楽しみたいという方にはこの機会にぜひ利用してもらいたい(シャトルボートは有料)。

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