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マリン・チャレンジ2016 in 夢の島マリーナ/若洲ヨット訓練所

2016年6月11日(土)、12日(日)の2日間「東京夢の島マリーナ(ゆめのしま海の駅) 」「若洲ヨット訓練所」で8つのマリンレジャーを体験できるイベント、マリンチャレンジ2016が開催された。

マリンチャレンジ2016とは、マリンレジャーへの関心を深め、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けマリンスポーツの振興を目的としたイベントである。ボート、クルーザーヨット、ミニボート、カヌー、SUP(スタンドアップパドルボード)、小型ヨット、キッズボート、水上オートバイの8つのプログラムが用意され、会場で体験乗船を行った。

会場は「東京夢の島マリーナ」と「若洲ヨット訓練所」の2ヶ所。
「東京夢の島マリーナ」は東京港の奥部にある首都圏を代表するマリーナのひとつ。その桟橋を利用してボート、クルーザーヨット、ミニボートの体験乗船を、また「若洲ヨット訓練所」では水上オートバイ、キッズボート、カヌー、SUP(スタンドアップパドルボード)、小型ヨットの体験乗船が行われた。

「東京夢の島マリーナ」での体験乗船は受付から大盛況で、お客様のボートへの憧れ、マリンレジャーへの関心の高さが感じられた。
お子様連れのご家族やご夫婦での参加が多く、ボートから見る首都高や水平線、引き波など普段見る事ができない風景を楽しまれていた。
また免許をお持ちの方は操船体験もでき、通常ではなかなかできない大型クルーザーボートの操船に、大人の方でも胸を躍らせるシーンがあった。
小型ボートも人気で、お子様と共にボートの乗り比べをされるお客様もいらっしゃった。

クルーザーヨットでも体験操船が可能。
お子様が広いキャビンに喜ぶ一幕や、大きな操舵輪に「ハンドル大っきいね!」と驚きの声が上がっていた。
実際にセールを広げた風力による滑走体験では、セールを使った船の動かし方、エンジン付きのボートとは違う船の楽しみ方をクルーから説明してもらえる。

「若洲ヨット訓練所」では5つの種目を楽しめるとあって、複数種目にチャレンジするお客様もおり満員御礼の状態であった。
カヌー、SUP(スタンドアップパドルボード)、小型ヨット では近い水面と、自分で水や風を操って進む事の楽しさを、キッズボート、水上バイクではお子様と共に、大人の方にも風を切って水上を滑走する爽快感を体験して頂けるプログラムであった。
天候もよく、強い風もなかったため、安全な訓練所内で思う存分マリンレジャーを体験して頂けたのではないだろうか。

「東京夢の島マリーナ」から「若洲ヨット訓練所」までの会場間移動にはシャトルボートとシャトルバスを用意。
シャトルボートは両会場のみの直行便で、陸の移動とは違った海からの景色を楽しめる移動方法として人気であった。
「若洲ヨット訓練所」では、パドルの使い方などの事前講習や、缶バッチ制作、船のペーパークラフト作成などのワークショップも行われ、待ち時間も飽きることなく過ごせるように工夫されていた。

ヤマハなど企業ブースでは、ボート体験乗船用のライフジャケットを貸出し。体験乗船を終えたお客様や、夢の島公園を訪れた方がボートの購入や海遊びについて質問する姿も見受けられた。

梅雨時とは思えない晴天に恵まれ、両日とも多くのお客様に「海遊びはたくさん種類があって、こんなに面白い」と実感して頂けたのではないだろうか。大人だけでなく、次世代を担うお子様に直接マリンレジャーに触れていただく、マリンレジャー振興のイベントとして大成功の2日間となった。


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