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横浜ボートフェア2016 イベントレポート

初日の10月7日11時30分から開会式が執り行われ、実行委員長のマリン事業協会・関東支部長挨拶、会場となった横浜ベイサイドマリーナ支配人挨拶、実行委員紹介に引き続き、出展ブースの紹介、出展各社の挨拶で3日間のボートフェアが開幕した。

例年、台風などの影響を受け荒天の日が1・2日入ってしまう横浜ボートフェアであるが、今年も天気予報はあまり芳しくなく、土日は雨模様の予報で、一般来場はあまり期待できないものの、その分、熱いお客様への対応がしっかりできるとあって、各社・各営業担当者は最後の呼び込み攻勢の電話で活気に溢れていた。

ヤマハでは、横浜ベイサイドマリーナの海上係留展示ブースに「SR-X24」「FR-29」「SR320FB」「DFR-36FB」「EXULT36 Sports Saloon」の5艇を並べ、更に、ベイサイドマリーナに併設するヤマハ発動機の直営施設である「マリンセンター横浜」には、「190FSH」「242X E-Series」の2隻のスポーツボートをはじめ、「SR310」「SC-30eX」「DFR-36 EX」「YFR-FSR」「S-QUALO」「F.A.S.T.23」の6隻の新艇を屋外展示し、屋内には「SRX」「MJ-VX Cruiser」「MJ-FX Cruiser HO」の全14艇の新艇・マリンジェットを展示し、まさに「ヤマハラインナップの勢ぞろい」を演出していた。
さらに、特選中古艇の「SC-30eX」「CARVER34FLY」「Greeline33」「CR-28 FB」の4隻を並べるなど、見どころ一杯の展示となっていた。

これだけのボート・スポーツボート・マリンジェットが一度に見られるのは「ボートショー」ならではの演出であり、話題の新艇だけでなく、とっておきの特選中古艇をじっくりと確認するチャンスなので、ボートに興味が有る方には必見のイベントである。

マリンセンター横浜は、一般の方にとっては普段は中々入り難い雰囲気があるかも知れないが、このようなイベント開催中は店内の雰囲気もすっかりイベント仕様となっているため、店内に入って日頃聞けないマリンスポーツの楽しみ方の秘訣や秘密の釣りスポットなどなど気軽に聞いてみるチャンスでもある。

ベイサイドマリーナ陸上テントブースには、最新鋭のGPS魚探などの展示の他、SR-320FBに搭載された「船外機艇で有りながらジョイスティック1本で360度自由自在にボートを動かせる」ヘルムマスターを体験できるコーナーも用意され、体験した方は皆ヘルムマスターの便利さに驚いていた。
その他、陸上ブースでは「海水を飲み水にできる簡易浄水器」や最新の航海計器の展示・説明コーナーなども設けられ、ボートオーナーにとっても必見のイベントとなっている。

行政・関連諸団体の協力も一般の方にとっては大変嬉しい「ボートショーならではの仕掛け」である。
ボート免許の試験機関である「日本海洋レジャー安全・振興協会」による、実際の試験艇を使った「実技試験体験教室」では、約1時間もかけた、実技試験の模擬体験ができる。
これから免許を、と考えている方にとっては、これ以上ない体験がしかも無料で受講できる。

ヤマハシースタイルの体験乗船では、ベテランインストラクターの指導付きで、ベイサイドマリーナ沖の30分間のクルージングが出来、ボートを操船する爽快感やクルージングの楽しさが満喫できる。
さらに、ボートショー会期中にシースタイル入会申込をすると、1万円の利用割引券が貰える特典付きで、まさに至れり尽くせりのおもてなしである。

ボート免許をお持ちで無い方には、ヤマハ主催の「ボート免許説明会」も開催され、免許の取り方・免許を取得した後のボートライフの楽しみ方のレクチャーなども行われていた。
その他、組み紐教室・航海計器メーカーによる「航海計器講座」などなど、これからマリンレジャーをとお考えの方からベテランオーナーの方まで、全ての方に向けた様々な趣向を凝らしたイベントである。

アウトレットに立寄ったついで、でも良いので、絶対に一度は顔を出しておきたいイベントである。


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