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ジャパンインターナショナルボートショー2015

第1会場 パシフィコ横浜

開会式に先立って11時から開催されたヤマハ発動機プレスブリーフィングには、数多くのプレスが集まり、業界最大手のヤマハ発動機の今年の動きに熱心に聞き入っていた。
グローバルなマリン市場環境や、ヤマハ発動機のマリン事業への取り組みなどの説明に引き続いて、本ボートショー出品モデルの紹介などが行われた。

例年、大型艇はベイサイド会場のみの展示であるが、今年はイグザルト36を屋内に展示するなど、景気回復を意識した展示になっている。
また、好評のSR-XはSR-XXとしてデビューさせるなど、小型艇・スポーツボート・マリンジェットも充実のラインナップを揃え、他社を圧倒する迫力を感じる。

11時45分からは主催者であるマリン事業協会会長挨拶に引き続き、テープカットが行われ、4日間の会期が幕を開けた。
例年に比べて報道陣の数も多く、本年のマリンビジネスへの期待の大きさが伺われる。

ヤマハブース内では、好評のSR-Xを更に進化させた「SR-XX(ダブルエックス)」やYF-24のモデルチェンジ、参考出品ではあるが、瀬戸内の釣りシーンにピッタリのF.A.S.T23を展示するなど、釣りシーンでの強力なラインナップが勢ぞろいしている。

開場と同時に多くのお客様がお目当てのボートに殺到し、ヤマハブース内でもボートの前に順番待ちの列ができるほど。
こんな様子を見ても、間違いなく景気は格段に良くなっている、という感じを受けるボートショー初日である。

PWCコーナーには2015モデルのマリンジェットのみならず、スポーツボートを精力的に展示し、船外機コーナーでもニューモデルの展示などがされている。
部品・用品コーナーの今年のテーマは、「ラクわく」(楽々・わくわく)で、よりマリンレジャーをラクに、楽しくさせるための一品を揃えている。

また、船外機艇をレバー1本で操船できる「ヘルムマスター」や、マリンジェットの操作性を画期的に改良する「RiDE」システムなど、シミュレーターで体感できるのもボートショーならではである。 是非ともこの機会にこれらのヤマハ新技術を体験しておきたい。

パシフィコ横浜の会場内では、「横浜中古艇フェア」が併催されており、船外機の乗せ換えに留まらず、内装を全面的にリニューアルしたボートなど、世界に1隻だけの特選中古艇が勢ぞろい。その他、用品バーゲンコーナーや航海計器・業界団体ブース、新しいマリンレジャー用品など、ボートショーにくれば一気に情報が集まるのも大きな魅力である。

当キャプテンナビもブース出展。
壁一面には、関東エリアの特選中古物件を所狭しと掲示。

開場と同時に物件情報を熱心にご覧になるお客様が、多数お越しいただいた。

恒例となった、高級外車の展示では、今年はついにロールスロイスが登場。
こんなところにも、景気回復の波を感じる。

第2会場 横浜ベイサイドマリーナ

「365日、海がアソビバ!」をテーマに幕を開けた「ジャパンインターナショナルボートショー2015」
晴天に恵まれ、東洋でも最大級の保管隻数と規模を誇る横浜ベイサイドマリーナには、今年のシーズンインを待ちきれない多くのマリンファンが詰めかけた。出展艇は、最大となる全長21mのボートをはじめ、45隻の大型ボート、ヨットが係留展示。一部を除き、係留されている展示艇には実際に乗り込むことができるので、大型艇ならではの臨場感を思う存分堪能することができる。

気になるヤマハブースでは、「EXULT 38 CONVERTIBLE」「EXULT 45 CONVERTIBLE」「EXULT 36 Sport Saloon」の3艇をフローティング展示。
ヤマハEXULTシリーズ3艇がそろってボートショーで展示されるのは今回が初めてで、中でも注目は昨年発表されたEXULT 38 CONBERTIBLE。ジョイスティックでの操作が可能な「IPS」を採用するなど、さらに進化を遂げたヤマハフラッグシップモデル「EXULT 38 CONVERTIBLE」を是非体感していただきたい。

陸上テントブースには、海上衛星電話体験コーナーやGPS、フィッシングギアやマリングッズのショップが軒を連ね、熱心な来場者の質問に丁寧に対応しているスタッフの姿が多く見られた。

ボートショー同時開催として、横浜ベイサイドマリーナ併設のマリンセンター横浜では、新艇・中古艇の展示即売会を開催。
「SR310」や「UF29F」「YF-24」や「DFR-EX」など、その場で乗り込むことができる人気モデルが勢揃い。そろそろ愛艇をとお考えの方には見逃せないコーナーだ。屋内ではアパレルやマリングッズ、フィッシングサポートリモコンが展示。
その他、2級ボート教室学科講習体験会や、新免許艇FR-20の体験試乗会なども開催されるので、ボート免許を取得してみようという方は是非参加してみるといいだろう。

隣接する特設コーナーには、エアストリームジャパン20周年記念特別仕様モデルや、VOLVO PENTAコーナーなどが設けられ、来場者の注目を集めていた。

2会場をスムーズにダイレクトアクセスする無料のシャトルバスは今年も運行。(片道の所要時間は30分)
今年から増便されるシャトルボートと併せて活用し、効率よくボートショーを楽んでいただきたい。

2会場を結ぶアクセス方法として昨年から登場したシャトルボート(有料)。第1会場(パシフィコ横浜)に隣接する「ぷかりさん橋」から横浜港、本牧沖、根岸湾を通るショートクルーズの所要時間は片道60分。海上から横浜の景色を眺めながら、非日常の時間を体験できるのもボートショーならでは。

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