総合マリンサイト Captain-Navi


2015九州ボートショー

主催者である日本マリン事業協会九州支部長の挨拶に引き続き、ご来賓である国土交通省九州運輸局 船舶産業課長の挨拶で2日間のボートショーが開幕した。
会場となった福岡マリーナは、福岡市内から志賀島に向かう「海の中道」に位置し、市内からは40分程度の立地にも関わらず、絶好の天気にも恵まれ、開場時間の10時にはお子様連れを中心にした多数の来場者にお越しいただけた。

特にボート・水上バイクの試乗申込は開場直後でご覧の通りで、やはり「体験」の魅力は大きいものであると痛感させられる。
試乗艇桟橋の横の砂浜では水遊びに興じるお子様の姿が見られる程気温も上がり、昼過ぎには気温も24度という汗ばむ陽気となり、水上バイクの試乗では水しぶきが心地良いクルージング体験をされていた。

ヤマハは、FR-32EX FSR、YFR-FSR、YF-24、マリンジェット3隻を展示すると同時に、試乗艇にはSR-XXを用意。
さらに、特選中古艇も5隻用意するなど、このボートショーへの意気込みが感じられる出展となっていた。

このボートショーの最大の特徴は、新艇と同数程度用意された特選中古艇の多さで、お客様の中には、中古艇にするか新艇にするかで悩んでいる方の姿が見受けられ、特別価格に設定された中古艇には初日の午前中には「御成約」の札が貼られる艇が続出するほどの人気ぶり。

このボートショーにはボートメーカー・販売店だけでなく、福岡海上保安部、日本海洋レジャー安全・振興協会、九州「海の駅」連絡会など、数多くの後援・出展をいただいており、ボートショーを見に来たついでに「免許の更新・失効講習」も受けられるという嬉しいサービスも行われている。
また、用品バーゲンや、福岡特産のいちご「あまおう」の即売会も開催されており、両手にイチゴとマリンウェアを持ったお客様も多数見かけられた。

コラボ展示のキャンピングカーコーナーでは趣向を凝らした内装に皆さん興味津津。

セミナーテントでは「タイラバ・ワークショップ」「レーダー・魚探を活用する初心者セミナー」「エンジンメンテナンス講座」などのセミナーが開催され、どのセミナーも立ち見が出るほどの盛況ぶり。

初夏を思わせる天気の中、博多湾の爽快なクルージングも体験できる九州ボートショーは、海遊び・海学び満載のイベントであった。


CLOSE

Copyright (C) Captain-Navi. All Rights Reserved.