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横浜ボートフェア2015 イベントレポート

イベント初日には、気持ち良く晴れ渡った秋空の下、開会式が執り行われた。
冒頭の実行委員長、ご後援いただいている国土交通省神戸運輸管理課長の挨拶に続いて新西宮ヨットハーバー社長の挨拶は、日本ラグビーの大躍進や日本人のノーベル賞受賞などの嬉しいニュースに触れた後、回復傾向にある景気に加えて今年はイベント開催期間すべて「晴れ」の予報という好機に、過去最高の来場者数を期待する内容で締めくくられた。

今年は「ボート・ヨットの海上・陸上展示」や「体験試乗」、「マリン用品展示即売」「マリンセミナー」などの他、プレミアムカーの展示・試乗コーナーも設けられ、さらに充実した「海と陸のコラボレーション」が実現し、関西最大規模のマリンショーが幕を開けた。

ヤマハコーナーでは、昨年関西で初お目見えとなった「イグザルト38コンバーチブル」「イグザルト36スポーツサルーン」の2隻の大型艇をはじめ「SC30ex」「SR-XX」「DFR-FB」「F.A.S.T.23」「YFR-FSR」の海上展示に加えて、陸上展示に「AR240Limited S」「AR192」という圧倒的なラインナップで展示を行っていた。
日中は汗ばむほどの陽気の中、多くの来場者が艇に乗り込んだり写真を撮影したりと、お目当ての艇と思い思いの時間を過ごしていた。

「体験試乗」やボート免許がなくても操船できる「体験操船」など、体験型イベントに参加できるのも関西フローティングボートショーの醍醐味の1つ。各社当日に会場での申込が必要だが、無料で参加できるということもあり多くの来場者が詰めかけ、つかの間の非日常体験を楽しんでいた。
イベント2日目の土曜日にはテレビ局の取材も入り、体験試乗や来場者インタビューを撮影する姿も見られ、賑やかな会場をさらに盛り上げていた。
「体験操船」では、実際に免許試験艇を操縦できるということもあり、お子様連れのご家族に人気で、家族と海上散歩を楽しむほほえましい一コマも見られた。
これからボート免許取得をお考えの方には、是非参加していただきたいイベントである。

ボートの展示、試乗以外では、マリン用品、海産物の即売コーナーの他、土日の「フィッシングトークショー」「GPS・魚探セミナー」など、ボートショーならではのさまざまなイベントやセミナーが行われ、 特に今回は「トヨタ2000GT」や「メルセデスベンツ」「BMW」などのプレミアムカーの展示、この秋デビューするコンパクトカーの出展もあり、多くの来場者を楽しませていた。

今年も併載された「関西中古艇フェア」では、各社選りすぐりの中古艇が所狭しと陸上展示された。
中古艇目当ての来場者が、特別仕様ボートや、「早い者勝ち」の優良中古艇などを見ながら、販売スタッフと熱心に商談する姿が見受けられた。

ニューモデルから中古艇まで、世界の名艇が集結した関西最大規模の「関西フローティングボートショー2015」は最終日まで好天に恵まれ、多くの来場者がマリンの魅力に心躍らせた3日間となった。


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