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ジャパンインターナショナルボートショー2014

第1会場 パシフィコ横浜

開会式に先立って11時から開催されたヤマハ発動機プレスブリーフィングには数多くのプレスが集まり、業界最大手のヤマハ発動機の今年の動きに熱心に聞き入っていた。
グローバルなマリン市場環境やヤマハ発動機のマリン事業への取り組みなどの説明に引き続いて、本ボートショー出品モデルの紹介などが行われた。
プレスブリーフィング会場はブリーフィング終了後はボート免許・シースタイルコーナーに早変わりした。

11時45分からは主催者であるマリン事業協会会長挨拶に引き続き、テープカットが行われ、4日間の会期が幕を開けた。

ヤマハブース内では、参考出品ではあるが、今年2月に発表された「DFR」にフライングブリッジが追加装備された「DFR FB」と、同じく参考出品の大型船外機フィッシングボート「YFR」の2隻が初お目見えという事もあり注目を集めている。

例年ヤマハブース内に展示される「マリンジェット」「スポーツボート」は今年は「PWCワールド」と称した各社のPWC・スポーツボートを一堂に介した専用コーナーが設置されたため、ヤマハブースの向かいのコーナーに移動しての展示が行われている。
従来は会場内に点在して展示されていたが、専用コーナーで各社を比較しながら見られるとあって、PWCファンには好評を博していた。

ヤマハブース内には部品・用品コーナー、船外機コーナーなどもあり、船外機コーナーの横には、船外機艇をジョイスティック1本で前後左右に自由にボートを動かす事ができる「ヘルムマスター」の体験コーナーなど、ボートショーならではの演出・展示がされている。

ボートショーの楽しみの一つがマリン用品の大バーゲン。マリンウェア・マリングッズ・部品・用品など、バーゲン価格で手に入るとあって、開場と同時にお目当てのお店に一直線に向かうお客様も居るほど、恒例のイベントとして定着した感がある。また、酸素カプセルなど、「ちょっと面白い」商品などのコーナーもあり、ボート・PWC以外のコーナーも必見の価値ありだ。

パシフィコ横浜の会場内には、昨年に引き続き「中古艇コーナー」も設置され、ボート・PWCの特選中古艇が所せましと並べられている。
中古艇は1隻限りの商品でもあり、現物を確認して購入したい物であるが、各社の特選ボートが一堂に介しているこのようなイベントは中古艇を探している方にとっては非常に有り難い機会である。
初日のこの日も開場と同時に中古艇コーナーには多くのお客様が押し寄せ、熱心にボートの確認をしていた。

今年のボートショーの特徴としては、マリンウェアブースの拡充があり、マリンウェアメーカーの出展が目を引く。

更には、女性来場者拡大を意識してか、メイクアップコーナーなども出展され、従来とは一味違った演出も・・

毎年1~2台の高級車展示というのはあったが、今年はメルセデスベンツ、ロータス、アルファロメオなどが出展しており、こんな所にも景気回復の風を感じる。

第2会場 横浜ベイサイドマリーナ

第2会場であるヤマハベイサイドマリーナでは今年34社が出展。1隻ずつ間近でマリンレジャーの楽しさを体感できるように、桟橋に全長10m以上の大型ボート・ヨットが係留展示されている。ヤマハブースでは、「EXULT 36 Sport Saloon X」や輸入ボートの「CARVER-34 FLY」「Marquis 420SB」を展示。展示されている船は一部を除き船内見学が可能。大型ボートの絢爛豪華なインテリアは必見だ。

アウトレットショッピングゾーン前には、ゴムボートやマリンアパレル、フィッシングギアなどのブースが数多く並び、今年もボートショーに花を添えている。

ヤマハベイサイドマリーナ内のヤマハマリンセンター横浜では、SR-Xαや航海計器、フィッシングサポートリモコンなどの屋内展示の他、「EXULT 36 X」「SC-30eX」などの新艇7モデルを始め、「Y-38 Convertible」「Y-31SF」などの優良中古艇7モデルやVOLVOエンジンなど、充実したラインナップが、詰めかけた来場者の注目を浴びていた。

2会場を効率よく楽しむために必須の無料シャトルバスは、15分間隔での運行。(土日16時までは10分間隔:所要時間は約30分)

無料シャトルバスに加えて、今年からシャトルボートが初運航(有料)。片道の所要時間は1時間と、ゆったり豪華クルージングが体験できる。ボートショーならではの粋な演出も楽しんでいただきたい。

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