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2014九州ボートショー

初日の09:30に、主催者である日本マリン事業協会の九州支部長・来賓である九州運輸局のご挨拶に引き続き、大会実行委員長の開会宣言で2日間のボートショーの幕が開けた。
昨年は会場を北九州市に移しての開催であったが、今年は福岡に戻っての開催となり、朝から多くの来場者が駆けつけ、最新のモデルに熱心に見入っていた。

ヤマハはSR-X・フィッシングメイト23カディLTD・YF-24・AR210などの人気小型ボートに加え、発表されたばかりのDFRを展示し、特に九州初上陸のDFRは今回の出品艇の中でもひときわ大きな艇で有った事もあり常時人だかりが途絶える事はなかった。
また、ボートだけでなく、マリンジェット(MJ-VXR・MJ-FX CruiserSVHO・MJ-FZS SVHO・MJ-FX CruiserHO)や、船外機と、盛りだくさんの展示を行い、朝早くから大勢のお客様が熱心にご覧になっていた。

このボートショーの特色は空くじなしの抽選会、子供も参加できるマカロンチャーム創作体験イベント、朝採れイチゴの即売会、会場内の様子の実況中継ありと、様々な仕掛けで老若男女を問わず楽しめる工夫がされている。
そのような様々な仕掛けが功を奏し、他のエリアボートショーに比較しても、小さなお子様を連れたご家族の姿を多く見かける事ができた。
抽選会では協賛会社から多くの賞品が集まり、豪華な景品が当たる度に子どもたちの歓声が会場内に響き、明るい雰囲気の中でボートを見ていただける場作りができている。

今回のボートショーでは、他のエリアと同様、カーディーラーとのタイアップにより、新車の展示の他、キャンピングカーの展示もあり、こちらも人気を集めていた。
また、今回の会場が海の中道の先端部分の志賀島に近いという事もあって、地元の皆さんによる志賀島金印和太鼓演奏なども行われ、会場内は活気に溢れていた。

ボートショーならではの仕掛けとして、福岡海上保安部による人命救助体験が行われ、小さなお子様も参加され、また、「うみまる君」との記念撮影会など、ご家族連れで大いに賑わっていた。
特設テントでは、タイラバフィシング講座、エンジンメンテナンス講座、魚探GPS講座と各種講座が時間を置くことなしに行われるにもかかわらず毎回立ち見が出るほど盛況であった。

初日の午前中は晴天に恵まれたものの、午後からは曇り、日曜日の午前中は雨と天候は今一つではあったが、景気回復基調に合わせ、来場者数は昨年並みの動員となり、九州のマリンシーズン到来を感じさせるイベントとして盛り上がりを見せた2日間となった。


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