9時00分から四国フローティングボートショー実行委員長の挨拶に引き続き、後援をいただいた、四国運輸局・船舶産業課長、日本小型船舶検査機構・松山支部長の挨拶をいただき、2日間のボートショーが開幕した。
四国フローティングボートショーが開催される「マリンパーク新居浜」は、マリーナ・海水浴場・公園が隣接する場所で、週末は小さなお子様を連れたご家族でにぎわう場所でもあり、ボートショー会場にもこれらのご家族が多数訪れていた。
陸上展示では新艇だけでなく、各社・各店が持ち寄った特選中古艇コーナー、部品メーカーブース、海洋レジャー安全振興協会、海上保安署ブース、高級輸入車ブースなどボートショーならではの充実ぶり。
イベントも、釣りドルの「ふくだあかり」さんのトークショー&サイン会に引き続き、会場が大いに盛り上がったじゃんけん大会や、海上保安署による海の安全講習など充実した内容となっていた。
愛媛県のゆるキャラ「みきゃん」が会場に現れると、小さなお子様が集まり写真撮影会が始まっていた。フードコーナーもご当地の名物料理が並び、お昼には人だかりができていた。
ヤマハでは、陸上展示にYFR、SR-XX、F.A.S.T.23の3隻のボートの他、242Limited S、FX-Cruiser HO、FX-SVHO、FZR-SVHOの全7隻の充実した展示。中でも242Limited Sはトレーラーセットでアメリカンテイストの演出も施され、スポーツボートのカッコよさを引き立てる演出がされていた。
また、F.A.S.T.23は「四国ジギングバージョン」として特別な艤装が格安の価格でセットされた限定モデルを用意し注目を集めていた。
試乗艇には、四国初お目見えとなったSR320FBをはじめ、DFR36-FB、FR-29、F.A.S.T.23の4隻を用意し、30分間のショートクルージングが楽しめるとあって、終日多数のご家族連れでにぎわいを見せていた。
中でも船外機艇でありながらジョイスティック1本で360度好きな方向に行けるSR320FBは他メーカーのスタッフにも大注目の的で、「すごい」「良くできているな」などの感嘆の声が聞こえていた。
天候にも恵まれ、ご来場いただいたお客様には、さわやかな潮風を受けながらのクルージングを満喫いただけた2日間のボートショーであった。