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開会式では、実行委員長の挨拶、ホストマリーナである新西宮ヨットハーバー社長挨拶に引き続き、事務局より会期短縮・セミナー等の中止並びに安全に対する諸注意の説明が行われた。
会期が約半分に短縮されるという事で、初日に来場者が集中する事が予想され、出展各社は試乗艇の運行準備・安全対策や来場者対応準備に追われていた。
今年の出展者は新しいメンバーを含め、54団体に拡大し、海上展示も36隻と見ごたえのあるイベントであるが、屋外イベントの宿命でもある台風接近という状況の中、早めの会期短縮判断は賢明な処置であると思われる。
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会場となった「新西宮ヨットハーバー」は、日本有数のヨットクラブ「関西ヨットクラブ」がある事でも知られ、フロントロビーにはマリンウェア、用品などのショップもあり、関西のマリンシーンの中心にあるマリーナである。
マリーナ北側の芝生広場は、近隣の方が愛犬を散歩する場所として週末は賑わいを見せる場所で、本来はこの場所で「中古フェア」が併催される予定であった。
しかし、台風接近により、関西各地からそれぞれの販売店がボートを搬入する事が困難となったため、早々と中止が決定され、中止を告知する看板が寂しそうに立っていた。
一方、桟橋に目を移すと、各メーカーのニューモデルを中心にビジター桟橋一杯に係留されている姿は圧巻である。
お昼前には来場のお客様の数も最高潮を迎え、桟橋の上は常にごったがえす状態が続いていた。
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ヤマハは、EXULT36×2隻(ハルカラーホワイト・ブラック)、SR310X、FG-40、DFR、YFR、更には、1週間前に発表となったFR-20を展示。
特に、試乗できるDFR、YFR、FG-40は開場と同時に試乗希望者が殺到し、各回定員一杯となる盛況ぶり。
マリンジェットとスポーツボートの陸上展示は無くなったものの、試乗艇を中心に人だかりが絶える事が無く、会期が短くなった事を取り戻すように、密度の濃い1日となっていた。
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また、陸上のヤマハテントブースでは、最新の航海計器やフィッシングギアを展示。免許・シースタイルの受付コーナーでは会場限定のシースタイル申込インセンティブを用意するなど、ボートショーならではの特典も用意されている。
更に、各マリーナブースやマリンウエアの即売会ブースなどもあり、これからボートを購入したいという方も、既に枚ボートを持っている方も楽しめる仕掛けが用意されている。
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ボート免許試験機関である「日本海洋レジャー安全・振興協会」主催のボート免許体験操船では、お子様にもハンドルを持たしてもらえるとあってご家族連れに大人気であった。
その他、フィッシングコーナーではフリーズドライベイトという乾燥させたゴカイなどの餌で、水で戻すと生餌のように使える便利な物や、新しいルアーが展示されていたり、もちろん、フードコートや兵庫県漁連による海産物即売コーナー、車の展示などなど、ボートショーならではのイベントが満載である。
関西エリアにお住まいの方には、是非とも足を伸ばして、見て・体験していただきたいイベントである。